ニキビができる原因の一つに、ストレスがあげられます。
ストレスを溜めずに上手に発散することで、ニキビに負けない肌を作りだすことができます。
ストレスがニキビによくない理由、そしてストレスでニキビができてしまうメカニズムなどをご紹介します。
目次
なぜストレスがニキビによくないのか?
ストレスとニキビ、実は非常に深く関係していることはご存知でしょうか。
ニキビができるメカニズムは、毛穴に皮脂が詰まりアクネ菌が増殖、排出された毒素により炎症を起こしてニキビへとなってしまいます。
この原因となる皮脂分泌を過剰にしてしまうのが、ストレスなのです。
ストレスホルモンが活性化してしまう
皮脂分泌が過剰になるのは、ストレスホルモンの影響が大きく関係しています。
ストレスがかかるとストレスホルモンが過剰に反応し、ホルモンバランスが崩れてしまいます。
皮脂分泌をつかさどる成分などの活動を無視して体が暴走してしまい、過剰に皮脂を分泌してしまうことが起こるのです。
ストレスで自律神経の働きが乱れる
ストレスは自律神経の活動も阻害してしまいます。
自律神経がバランスを崩すことで、皮脂の分泌量の調整もうまくいかなくなり、皮脂が過剰分泌されてしまいます。
ストレスとうまく付き合うノウハウが必要
現代社会においては、何かとストレスを抱えることが当たり前となっています。
また社会だけでなく、人間関係や些細なイザコザでもストレスを感じたりしますよね。
ニキビ対策としても、ストレスと上手く付き合っていくことは非常に重要なことなので、ストレスを解消できるノウハウを見つけることは大切なのです。
ストレスを感じる前に発散しておくのが効果的
ストレスを感じてしまう様になってからでは、すでに心身ともにダメージを受けてしまっている状態のため、ニキビに対しても何らかの影響を与えていることが考えられます。
ストレスを感じる前の「少し疲れたかな」という段階で、リラックスしたり休息を心がけたりと発散することが、ストレスをためないようにするコツだといえるでしょう。
体を動かすとストレスを自然と発散できる
ストレスを発散してニキビを効果的に改善したり、予防したりするよい方法として、体を動かすことを日常的に取り入れるのが効果的です。
ランニングやウォーキングを始めてみたり、ジムやスポーツで汗を流すこともストレスの緩和にはよいでしょう。
また運動は体に良いだけでなく、新陳代謝を向上させ、ニキビ改善にも大きく貢献してくれるのです。
ヨガやストレッチを取り入れてみる
ガッツリ体を動かすことはしんどい、逆にストレスに感じるという人は、ヨガやストレッチなどで体を動かくこともいいでしょう。
ヨガは体調を整えるだけでなく、リラックス効果も得られるため、ストレス緩和になります。
またストレッチであれば、ちょっとした空き時間にどこででもできるため、例えば昼休みに腕や足を伸ばす簡単な動きからでも取り組めます。
食生活も見直しましょう
ストレスは食事の内容でも緩和することができるのです。
アーモンドなどに含まれているビタミンEは、自律神経のバランスを整える作用があります。
そして果物によく含まれているビタミンC、乳製品に含まれるカルシウムなどは、神経に働きかけてイライラする症状を抑える作用もあります。
またストレスによって過剰分泌された皮脂を抑えるには、ビタミンB群がよいでしょう。
これらの成分を満遍なく摂取できるように食品や料理を意識することで、ストレスの緩和に繋がりますし、ニキビケアに有効な成分として効果の期待も見込めます。
女性ホルモンに似た働きのイソフラボンに注目
ストレスがたまると、女性ホルモンの分泌が狂い始めます。
そうなると皮脂を過剰に分泌する黄体ホルモンが増加をし、肌のターンオーバーが乱れ、潤いや皮脂のバランスが狂い出します。
大豆製品に含まれるイソフラボンは女性ホルモンに似た働きをするため、女性のニキビ対策として積極的に摂取しましょう。
豆腐や豆乳などを毎日摂取することがオススメです。
カフェインも時には摂取しよう
コーヒーや紅茶はカフェインの影響で眠れなくなるからと飲むのを控えていた人は、カフェインがもつストレス緩和の効果に注目してみましょう。
カフェインは落ち込んだ気持ちを高揚した気分にさせてくれる覚醒作用や、副交感神経を活性化させる鎮静作用、リラックス効果が得られます
もちろん飲み過ぎれば、眠りづらくなったり興奮し過ぎたりと逆効果になってしまうので、控えめに摂取しましょう。
ストレスを引き起こす冷え対策の食事も
また女性に多い冷え性は、自律神経のバランスが悪くなりストレスに繋がります。
冷え性を改善することでストレスだけでなく、胃腸の冷えも改善するため、老廃物の蓄積しにくい体になります。
体を温める食材の代表に生姜があげられますが、他にもジャガイモ、玉ねぎ、人参などの根菜類もオススメです。
カレーライスや豚汁などにはこれらの食材が多く使われるため、積極的にメニューに取り入れてみましょう。
また、ほうじ茶などの発酵させたお茶もオススメです。
※お茶とニキビに関しては「お茶を飲んで美肌へ、ニキビも解消!?」で紹介しています。
バスタイムで副交感神経を安定させる
バスタイムは副交感神経を優位にして、リラックス効果を与えてくれます。
忙しかったり、暑い季節だったりするとシャワーだけの生活になりがちでしょう。
ですがぬるま湯に20~30分程度つかるなど、半身浴を意識的にしてみてください。
シャワーだけで済ますよりも、リラックス効果をより得ることも出来ますし、体の疲れもとれやすくなります。
またアロマ系の入浴剤などを入れてあげると、更にリラックス効果が高まります。
岩盤浴の利用でストレス解消
一時期盛り上がりを見せた岩盤浴も、最近は再び注目されています。
遠赤外線の力で体の内側からしっかり温まり、熟睡効果も期待できるのです。
また岩盤浴でかいた汗はデトックス効果も期待できるため、ニキビの原因になる毒素や老廃物を排出してくれるでしょう。
岩盤浴でストレスもニキビも回避できるのです。
音楽でもリラックス効果を得る
最近はスマホなどで、音楽を簡単に聴けるようになりました。
通勤中や眠る前など、自分が落ちつける音楽をセレクトして聞いてみましょう。
音楽の効果で気分が落ちつき、少しの時間でもストレス解消に期待できます。
ニキビケア専用スキンケアを使おう
ニキビができてしまうと、それだけでストレスを感じてしまいますよね。
ニキビができたことで更にストレスがたまり、新たなニキビが増えるという負のループにおちいってしまいます。
そんな事態を招かないためにも、普段からニキビケア専用のスキンケアを使い、ニキビができにくい肌、またニキビができてしまっても早期改善できる肌作りを心がけましょう。
普段からスキンケアに力を入れて維持することは、ニキビによるストレス予防のためにも有効なことなのです。
大人ニキビの原因はストレスによるもの
大人になってからできるニキビを、大人ニキビと言います。
10代の頃にできる思春期ニキビと違い、ストレス要因が深く関係しているのです。
10代の頃には恐らく経験することが少ない、仕事や家事育児、複雑化する人間関係などのストレスが多くあることからでしょう。
こうしたストレス性の大人ニキビは、ターンオーバーを狂わせて睡眠不足を引き起こしたり、肌に必須な栄養を摂取困難にしてしまう食欲不振にも繋がってしまいます。
大人になってからのニキビには、大人ニキビ対策のスキンケアと並行してストレス対策が課題になるでしょう。
まとめ
このように、ニキビとストレスには密接な関係があります。
ですが社会人ともなれば、あらゆる環境で生じるストレスを完全に回避することは、ほぼ不可能なことなのです。
そのためストレスと上手に付き合うことこそ、ニキビ発症をストップさせてくれる最善の方法なのです。
ストレス緩和のために運動を取り入れたり、食生活を見直したりすることと同時に、ニキビに適したスキンケアの見直しが大切です。
ニキビケア専用スキンケアを取り入れ、スキンケア面でもニキビにしっかりアプローチする体制を整えましょう。
そしてストレスに負けない、ニキビのできにくい肌に生まれ変わりましょう。
またニキビケア専用スキンケアとして、人気のラインナップを紹介しますので、ぜひ活用してみてくださいね。