顔にニキビがポツンとできるだけでも気持ちが落ちることにもなるのに、炎症を起こしている状態ですと一刻を争います。
まずは炎症を抑えるためにと、放置するとニキビ跡が残ってしまうかもしれません。
皮膚科で処方されるミノマイシン、こちらは飲み薬になりますがどういった効果があるのか、悩みのタネのニキビを解消するには?をご紹介します。
ミノマイシンって?
早急にニキビの炎症を鎮めることが大切です。
長引くと肌内部のコラーゲンの繊維が萎縮し、ニキビ跡を残してしまいます。
ニキビ跡は様々なケアで薄くすることはできても酷いニキビ跡ですと完璧に消すことが困難にもなります。その為にも放置はせずに皮膚科の先生と相談するのも悩みからの解消法の1つです。ミノマイシンはテトラサイクリン系抗生物質で、細菌の増殖を抑える薬。
幅広い細菌に効果があり、ニキビの原因となるアクネ菌にも効きます。
直接菌を死滅させるわけではなく、静菌タイプの抗生物質です。菌の増殖を抑えながら肌本来の免疫力を上げ、菌がいずれ寿命がきて死滅するまで待つ必要があるので、即効性はあるとはいえません。
ホルモン性のニキビには効果がみられ、軟骨などと併用して使われる場合が多いです。
ミノマイシンの副作用はあるの?
細菌の増殖を抑えるので、健常な細胞にまでダメージを与えることはしないので、リスクは少ないといいでしょう。
とはいえ副作用はあります。腹痛、吐き気、食欲不振、めまいなど。腎臓や肝臓が弱い方には処方されるものではありません。
胃腸が荒れてしまうことがあるので、服用する時はコップ一杯以上の水で飲むのをオススメします。
ミノマイシンの服用時の注意点
飲んですぐにニキビが消えるといったお薬ではなく、細菌の増殖を鎮めてくれるだけなので、効果を実感するまで時間がかかります。効いてないのかなと自己判断で服用をやめることは意味がなくなってしまいます。
皮膚科で2週間分など、処方されたらなくなるまで飲むことが必要。薬の力で菌の増殖を抑えてくれてるので、確かに目で見えるほどの変化はないかもしれませんが、服用期間に本来の治癒能力を高め回復が見込めます。
このタイミングで、服用をやめてしまうと菌のがまた増殖し、ニキビが現れ始めます。
飲んだり飲まなかったりを繰り返してしまうと今度、耐性菌を高めてしまい薬の効き目が半減してしまいます。
悪循環を繰り返してしまうので、きっちり飲む事が大切です。
早くニキビの悩みから解消したい!
ミノマイシンの菌の増殖を抑えるのは必要なことですが、服用だけではニキビの菌を死滅させるわけではないので、直接的な治療にはなりません。ニキビができるには様々な原因があります。
1つずつクリアにしていけばニキビができる根本を断ち切り悩みのない美肌になる日も近いことでしょう。
ニキビの原因
- 間違ったスキンケアをしている
- 洗顔のしかた
- 過度なストレス
- 睡眠不足
- 偏った食生活
- 便秘がち
ライフスタイルの中で何か肌に負担になる要素があるのかもしれません。
緊急の場合はお薬に頼ることも必要ですが、また繰り返してしまうかもしれません。避けるためにも見直しも大切です。